府中(多摩地区) NPO法人フリースクール多摩川 不登校支援
                         育児、学童保育、児童養護施設など集団の中で悩む子どもを見てきました。疎外感を持つ、空気がつらい。発達障がいや心的ストレスを理解してもらえない。皆、居場所や仲間を求めてます。 府中市住吉町1-60-10。℡042-319-0408。http://freeschooltamagawa.net。リンクからも行けます。

枠や立場は関係ないです。「支援」ではなくて「自然愛」のようなものです。

NCM_5706.jpg 今日はイタリア人のフリーラン
 ス記者、アレッシアさんが取材
 に来てくれました。
 今の日本の不登校、ひきこもり
 問題をイタリアテレビやBBCで
 取り上げる案があるそうです。

 その生の現場として当スクール
 を選んでくれたそうですが。
 とても気のいいイタリア女性
と言う感じなので、私は好き放題に話して途中でふと大丈夫かな?と心配になりました。

生徒の方はコチコチ具合が面白かったです。アレッシアさんが来る前は「ボンジョルノ!」と高らかに叫んでニヤニヤしていた子。
いざ対面では下を向いて視線があわせられない!声も出せない!いやいや全員です。わんこをひたすら撫でたり、ゲーム画面に集中している体になったりしています。かわいい。

そう言えば今週は市内障害福祉施設さんからいいものをご提供いただいたり、生徒の学校2校から職員さんがアプローチしてくださったりしました。このように常日頃からいろんな方面のいろんな立場の人が関わりをもってくれます。この皆さんの思いはもちろん
支援応援ではありますが、そこには枠や立場で動いているのではない、個人として自然に出てくる気持?愛?のようなものが見えるのです。「子供は社会の財産だ」とは恥ずかしくて言えませんがたぶん同じような感じですよね?

また、スクールではこのような大人たちが関わってくれていると言うことは「子供が枠や制度の隙間にハマりかけても、立ち位置があいまいでも上を向いて可能性を見つけられる余地は大人が守ってやりたい」そんな寄り添いとも言えまして、それが今日のインタビューで話したスクールの存在意義でもあるのかなと思う次第です。
 
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すべての児童の権利を守るには・・教育機会確保法成立早稲田集会

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先日、早稲田大会議室で法案成立集会が催されました。私は全部には参加できませんでしたが、参加者150名の方々の思いを感じるすばらしい集会だったと思います。

もちろん、例えば「この法案により権利を保障されやすくなった子が増えることは間違いないけど、従来の人情的な、脱横並び支援で穏やかに成長できた子が追い詰められることも出ると言う批判」もあります。また「日本で暮らす外国の子の教育を受ける権利についての形容の薄さ」も心配されています。それらは私も個人的に感じていることでもあります。

ですが、白梅学園大学長で多様な学び保障法を実現する会共同代表の汐見さんも「分けない思想」「多様化思想」への第一歩だとおっしゃっています。悩み多き支援者としては、とても納得できる説明でした。

まずは「不登校の児童生徒がフリースクール等において行う多様な学習活動に対してはその負担軽減のための経済的支援の在り方を検討し、結果に基づき必要な財政上の措置を講じること」と言うことが両院の付帯決議になっていることは大きいとされています。

同時にこうもおっしゃっています。例えば「発達障害児童支援のため、細かく分けて分析する方が児を理解してあげられるはずだ」という常識的な考えが妥当に見えるが、実は分けることで人間の同一性、平等性が分からなくなるのも落とし穴であるというようなことを解説されています。

そして「分けて」も「分けたものを価値的に正常、非正常とみないことだとしています。多様とみる思想です。
この思想が法案と一緒に具現化していくといいのだろうと思いました。

文部科学省前川事務次官は「子どもの学習する権利は人権保障の中核である、今後、法律より後戻りすることはないので、成立したと言うことは安心材料ではあると考えたい」こと、「国民学校令以来、70年を経てここに学校教育以外もありと明言された意味」など解説され、多くの人が感動されていました。

集会にはフリースクールやオルタナティブ関係者、 保護者さん、 学校、行政等、連携機関の方々、研究者・学生の方,不登校、フリースクールへの応援者さんが参加しており、各分科会が開かれました。

法律の発効は、来年2月14日です。



不登校等児童支援につながる、法案成立を考える院内集会の報告

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先日の「教育機会確保法の成立を祝い、これからを考える院内集会」には、各党議員、関係者に多数ご参加いただきました。

フリースクール全国ネットワーク事務局からの報告を掲載、報告させていただきます。(抜粋)

ご参加の皆さまからも法律ができたことに満足せず、学校外の学びを求める子どもたち、学校で苦しい思いをしている子ども達にとって実際の支援ができるよう、実践とさらなる法律づくりに取り組んでいこうという発言が相次ぎ、良い時間となりました。

また、院内集会の前、午後3時からは、フリースクール等議員連盟・夜間中学校等義務教育拡充議員連盟の合同総会もおこなわれました。こちらも、法律の成立を報告し、今後も多様な教育の機会の保障に向けて検討を続けていこうという確認が持たれました。

以下、フリースクール全国ネットワーク代表の報告より

お集りの議員の皆さんも、市民、当事者の皆さんも異口同音に「これからが大事」「ここからが出発」とおっしゃっていました。成立を祝うだけでなく、子どものために本当に役立つには、これからだ、という雰囲気が確認できてよかったと思います。

昨日お越しくださった議員さんは、以下の通りです。(敬称略)

河村建夫(議連会長、自民)、馳浩〈議連幹事長、自民、前座長)笠浩史(民進)寺田学(民進、議連事務局長)富田茂之〈公明)
浮嶋とも子(公明、事務局次長)、青山周平〈自民)、初鹿明博(民進)神山佐市〈自民)左藤章〈自民)来賓、議連前事務局長林久美子(民進)。

なお、議員代理で来てくださった方々は、以下の通りです。
丹羽秀樹(議連座長)北村誠吾、宮崎タケシ、升田世喜男、逢坂誠二、野間健、馬場成志、高橋克法、土屋正忠、冨岡勉、櫻田義孝、泉ケンタ。

本当に議員の皆さん、少ない時間の中、よくやってくださったと思います。とても感謝しています。

さて、次は私たち市民・実践者の側の出番です。今後、様々な取り組みが各地で開かれていくとは思いますが、12月24日の教育機会確保法成立を受けての集会で各スクール等、市民の皆さん、支援者の皆さん、意識共有していきます。

ついに教育機会確保法が成立。子供たちにとって良い形で法案を活かすために。

本日、参議院本会議にて「教育機会確保法」が賛成多数により可決しました。

以下は、私たちの加盟するNPO法人フリースクール全国ネットワークからの各スクール宛てのお知らせです。
後半にある「確保法成立を受けての集会」は、保護者さんや支援者さんも、一般の皆様にも一緒に考えていく仲間になってほしいと言うものになっていますので、そのままここに必要な部分のコピーを載せます。

審議の様子は、下記HPからもご覧いただけます。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
(本日はIR法案の趣旨説明と質疑を11時50分頃まで行い、確保法についてはその
後。委員会の報告と採決のみで2分間程度でした)


フリースクール全国ネットワークでは、この法律の成立を受け、下記二つの集会を開催いたします。
特に、12月24日の集会については、フリースクール等のスタッフ・運営者が集ま り、この法案をどのように活用し、不登校や学校外で過ごす子どもの具体的な利 益に繋げていくかを、いわば研修の様な形で皆様とともに考える時間としたいと考えております。
年末のお忙しい時期かとは存じますが、ぜひご参加くださいませ。

12/13(火)17:00〜18:00 開場16:40
□確保法成立を祝い、これからを考える院内集会
  会場:衆議院第一議員会館国際会議室
  内容:超党派フリースクール等議員連盟メッセージ(馳浩衆議他(予定))
     主催者メッセージ(奥地圭子)
     会場から
  申込:http://freeschoolnetwork.jp/1213form/index.html
 (定員80名、来場多数の場合は事前の申し込みのあった方を優先いたします)

12/24日(土)11:00〜16:30(開場10:30)
□「教育機会確保法成立 これからのことを話そう」
   〜教育機会確保法成立を受け、法律の活用を考える集会〜
  会場:早稲田大学戸山キャンパス33号館3階第一会議室
  内容:
 午前の部  基調講演:前川喜平文科事務次官
         法律解説:喜多明人さん
         今後の提案:奥地圭子
 午後の部  ステークスホルダーごとに分かれての分科会
          (法案を活用し、より良いものとしていくために)
         分科会共有
   参加費:1000円
   申込:http://freeschoolnetwork.jp/1224form/index.html

以上です。これから、いろいろ考えながら進みます。いろんな意見を聞きながらが、子供たちに圧力をかけないやり方を模索することが望ましいと感じています。

教育機会確保法案 衆院委員会可決 本当は全国民の皆さんに議論してほしいことです。

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 昨日に引き
 続き、今日も
 見学児童が
 来てくれて
 生徒たち、
 照れつつ
 歓迎です!

 公園ではじけ(実は運動苦手が多いが) 帰ってからはゲームや会話で盛り上がりました。
大人はいいね!ですが、子供たちは緊張と高揚の中いろいろあったでしょう。

こうして、多摩地区のひとつのフリースクールでも平均月に7,8人は何らかの打診がある。ここには来なくても、いろんなところから困っているお子さんの情報も来ます。当然、私たちは縦割りの仕組みの中で活動しているわけではないので、どこで出た話かは関係ないです。「さて、その子にとって何がいいかね?」と相談し合います。そんな日々です。前置きとして現状をお伝えしました。

ここから産経新聞さんの記事を引用させてもらいます。

フリースクールなど学校以外の場で学ぶ不登校児童生徒を支援する教育機会確保法案が18日、衆院文部科学委員会で自民、公明などの賛成多数で可決された。今臨時国会で成立する公算が大きい。
(もちろん、民進、維新も賛成です。ここ加筆しました)

教育機会確保法案をめぐっては、不登校関係者の間で賛否が分かれる。
「多様な学びの在り方を認めてほしいと、運動を6年続けてきた。やっと形になる」。フリースクールなどを運営するNPO法人「東京シューレ」の奥地圭子理事長は、同法案が成立する見通しとなったことを歓迎した。
「法案では、学校を休むことや学校以外の学びの在り方が大事な仕組みであることを認めている。不十分ながらも一歩前進だ」と立法の必要性を訴える。

一方、「不登校・ひきこもりを考える当事者と親の会ネットワーク」世話人の下村小夜子さんは、法案に反対の立場をとる。「不登校の子供を法律で区別し、学校以外を勧めるようになりかねず、かえって子供を追い詰める」と危惧する。

「学校教育の充実を図り、柔軟に対応できる制度とすることが本筋だ」と話すのは、東京都国立市教育長などを歴任した教育評論家、石井昌浩さん。「フリースクールなどは自主的なもの。最後の手段として例外的に考えるのは必要だが、公教育は学校が基本にある。役割分担をきちんとしなければいけない」と指摘している。

以上です。賛成多数とは言え、共産社民は反対しました。
かなり難しい問題があるので賛否もでます。

実は賛成派も反対派の意見はとてもよくわかっているのです。
小さなフリースクールのブログなので、書いてしまいますが。

反対派の大きな論点はなんでしょう?
共産党議員さんの意見です
法案は「教育機会の確保」を掲げて、学校復帰を前提にしていると指摘。すでに「不登校ゼロ」などの数値目標が導入され、子どもと親を追い詰めているとして、「性急に『教育機会の確保』を迫ることは、子どもの成長・発達を傷つけ、子どもと親を今以上に追い詰める危険性がある」「国連からも高度に競争的な学校環境が不登校を助長していると指摘されているにもかかわらず、不登校の原因を主に子どもの心理に起因するものと定義し、学校の在り方を不問にしている」

どうですか?仰る通りでしょ?

さらに誰が言っているかはともかく「手のかかる子を差別化しながら、その子たちを学校から体よく追い出す策に見える」「そうしていくことで自助努力なしで与しやすい子をキープして何が人間教育だ!」と激しい意見も。

それでも、当フリースクールネットワーク代表も会員スクールも、賛成議員さんたちもまずは今苦しんでいる子に対しての措置、そのための前進を、どんな形でも確保したい本音もあるわけです。

私たちが一番困るのは「学校」「それ以外の学びの場」が対立構造にあるほうが議論しやすいと言う錯覚です。
誰もそんなこと考えていないのです。学校職員、それ以外の場の職員、それぞれ子供に向き合っている人たちは一生懸命、子供や社会の役に立ちたいと考えています。そこが見落とされないために皆が社会テーマとしてとらえていくことに尽きると思っています。


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プロフィール

とびたくん

Author:とびたくん
府中のフリースクール運営しています。児童養護施設職員、学童保育指導員、主婦、不登校ひきこもり経験者、保護者、元教師、大学生が仲間です。私も家族が障害に悩み不登校になった経験があります。「学校」に囚われず、フリースクールのほうが合う児童がたくさん居ると思います。学習、遊び、ゲーム、料理、イベント、わんこの触れ合いなど、安心できる場。同じ空間の住人と認め合う、何かしたくなる、知らぬ間にリズムや社会性が身につくのが理想です。安心や自信をつかんで復学した子もいれば、将来にむけて今はじっくり過ごしている子などさまざまです。自由です。皆で通じ合いましょう。
NPOフリースクール僕んち、NPO調布青少年の居場所Kiitos、NPOフリースクール全国ネットワーク、一般社団法人 発達心理ライフケア協会の皆様にご協力、ご指導いただきながら、生徒会員や保護者のみなさんと頑張っています。
お問い合わせメールはfreeschooltamagawa@vesta.ocn.co.jpです。

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