

この写真は金曜の夕方です。
時間帯は「電子ゲーム解禁時間」。
大部屋ではエクセル教室も展開。
3つの部屋では思い思いに
生徒がパソコンや電子ゲームで
楽しんでいますね?
興味別、年代別、性別などもありますが
うまいこと、どこにも入れない子が
いない状態になっています。
実はこれはかなり理想的な光景です。
(言い方が悪いが)
1、皆がスクールに慣れていること、
2、仲間に安心していること、
3、選ぶものすべてがスキル的に不安なのでなく、やってみようかなと思えるものがある、
それで、各自がなにをするかを 自由意思で選べたこわけです。
生徒には申し訳ない説明ですが・・・
(不登校や引きこもりになって、スクールに来たばかりの子を)ここまでの気持ちに
持っていくのには月単位年単位の時間と配慮支援が必要です。
もしも、、、自分が出来ることがないぞ?人との会話が怖いぞ?人に見られることが怖いぞ?
自分だけ年齢が離れているぞ?趣味興味があわないぞ?
こんな状態の時には誰だって「おいでよ」と言われてもしり込みします。
スクールに来たばかりの子は総じてこの状態なんです。
(逆に全然、場や人を怖がらずに自分の好きにしたがりすぎ、それで集団秩序が崩れたり、それまでの生徒に困られると言う状態の子もいますが、そんな行為しかできないと言うのはその子は不安でいっぱいなんです。)
この説明の書き方ですと・・・・また、
否定的な書き方だぞ?
上から説明だぞ?とのご指摘もあるやも知れません。
でも、どうしてもちゃんと説明したうえで、皆で工夫して
皆が明るくなれる場にしていきたいんです。
そのための苦労も学習です、子供だけでなく大人にとってもです。
話が長くなりましたが。
来る子迎える子にはなにか人関わりや集団行動での困りがあります。
前段にお伝えしたように、粘り強く、見守る、意識下に伝えていくなどしていくと
時間をかけて写真のようにはなりますが、
低学年に関しては絶対的な年長との能力差が
あるのは当たり前でして「縦割りで頑張っているうちによくなるよ」と言う指導が
必ずしも子どものためにならないことが多いんです。それで、これまでは低学年さんはお断りしないとならなったんです。
低学年組みたいなものを作り大人が専用でつかないと
苦しいのですが、ひと手や予算で対応不可能だったのです。
でも、もう何人かお断りしてきたが、その後も月に2,3人は
多い時は4,5人の低学年さん打診がきています。
つまり、軽度、グレー凸凹の子の居場所がないんです。
こちらもかなり心苦しいとずっと思っていましたが
スクールの中高生や高学年はだいぶ、発達成長しています。
この際、皆で面倒見ようよ作戦をやってみようかなと
考え始めまして、「低学年もおいで」とします。
ただし、成長発達していますと言っても、年長に根幹の困りはまだあります。
揺れます、良い学習でもあるけど試練でもあり、なんと言うか
先が読めないです。先が読めないことに対峙するのを最も怖がるのが
凸凹さんです。さあ、どうなるかな?と言うところでもあります。
人が人を作るでしたっけ?役割が人を作るだったか?