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府中駅徒歩5分(多摩地区) NPO法人フリースクール多摩川 不登校支援
                         育児、学童保育、児童養護施設など集団の中で悩む子どもを見てきました。疎外感を持つ、空気がつらい。発達障がいや心的ストレスを理解してもらえない。皆、居場所や仲間を求めてます。 府中市府中町2-18-17。℡042-319-0408。http://freeschooltamagawa.net。リンクからも行けます。

文科省予算案 フリースクールに通う児童への手当が織り込まれています

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過日、各新聞一面に掲載されていましたが。

文科省の来年度の予算案の中に、公営民間含め、フリースクールに通う
児童への費用補助が織り込まれています。
残念ながら、費用の一部ではありますが、保護者さんの負担が減ることになるのは
ありがたいですし、また、所属校出席扱いであるならば、その費用面も
所属校出席扱い、つまり個人負担なしでないと法的にも人権的にも、
おかしいと言う当然の理窟に少しは近づくはずです。

ただし、ここに一抹の不安はあります。

行政サイドや社会の大半の人の認識では、依然として「子供は学校で教育を
受けるべきだ」「学校とは授業形式で教科学習をメインとするところだ」
「また、学校ならではの集団意義を児童が体で感じ成長することは大事だ」
言うものが多いのです。これ自体は決しておかしな認識ではありません。
可能ならばそうできればいいし、その中で社会性や知識は確実に育まれると
言う児童は8割9割はいるのではないでしょうか。

不登校状態にある子や親もそう考えているケースも多いと言うことも
言えるわけですね?なので、やみくもに現行の学校制度を否定する切り口を
アピールすることなどは、すくなくとも、まともなフリースクールではありえないんです。

ただ、児童の心の状態、個人的な困りの状態によっては
「学校だけが成長の場じゃないよ」「このようなやり方もあるよ」
「また学校で頑張りたくなったら戻るのもいいし、このやり方で大人に
なるまでのいろんな学習をするのもありだよ」とする方がいいお子さんも
少なからずいるわけです。(結局はかなり多かったことが判明していますが)

さて、前述したように不登校状態にある子や親。社会の感覚もですかね。
「できれば学校で主要科目の習得ができるといいな」は本音としてあります。
そうすると「フリースクールもなんでも自由ではなくて、学校形式を多く
取り入れたものの方が安心だな」と感じる人が多いのは自然なんです。

当スクールのような少数スクールでは学校を模した授業形式や教科学習等は
そんなに重きを置いていません。それらについては、今は困っている児童が弱点受容を
しながら、安心、自信を身につけていけば、いずれ自分から習得する意思を出し
行動をし始めるんです。

なので、ここでは「知り合いの半家族的なうるさい大人が児童と信頼関係をもちつつ、
ミニ集団行動力や推し量りセンスや協調我慢思考を会得させることや、
発達凸凹や心的不安の気軽なカウンセリング的な関わりを継続し、弱点受容や工夫を
一緒に考えていくこと」などをメインとしています。

その結果、大学、高校に行けているOBや接客バイトまで出来ている子なども
出ているので、困りが該当する児への教育支援方法が間違っているとは
思えません。

ですが、同じ不登校状態でも「学校は厳しいけど、それのミニ版のようなスクールなら
大丈夫」と言うお子さんも数多いわけです。

アバウトな記憶でのイメージですが
困りなく学校に行けている児童98パーセントとしたら、
授業や教科学習をフリースクールでならできる児童0,5パーセント、
それよりも協調意識や自己受容を安心して育むことが優先児童0、3パーセント、
家から出れない状況まで困っている児童1,2パーセント、
こんな感じなのかもしれません。

「なんだ不登校は2パーセントしかいないの?」とも言えませんよ。
ある地区だけにある当スクールでもすでに100人超えになっています(累計)
たぶん、全国で18万人くらいです。中学生だと1クラスに1,2人だったかな。
更に「相当心を痛めながら98パーセントの中にいる子も多い筈」ですし。

これまで国は98パーセントの子の教育をメインにしてきました(お金も)
それが来年度はその他の児童への手当てを考え出しているわけですが
さて。。。どこまでを範囲としてくるか。それが気になるわけです。





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プロフィール

とびたくん

Author:とびたくん
児童養護施設職員、学童保育指導員、主婦、保護者、元教師、大学生が仲間です。私も家族が障害に悩み不登校になった経験があります。「学校」に囚われず、学習、遊び、ゲーム、料理、イベント、わんこの触れ合いなど、安心できる場。同じ空間の住人と認め合う、何かしたくなる、知らぬ間にリズムや社会性が身につくのが理想です。安心や自信、仲間を得て、大学に進んだ子、中高復学した子、学校併用の子。さまざまです。NPO調布青少年の居場所Kiitos、NPOフリースクール全国ネットワーク、一般社団法人 発達心理ライフケア協会の皆様にご協力、ご指導いただきながら、生徒会員や保護者のみなさんと頑張っています。

2017年には教育確保法が成立、フリースクールは学校と同じ扱い、つまり学校以外の子供の教育の場と認められました。しかし、まだ国から財政支援が得られていませんので、運営側と保護者の負担が大きいままです。皆さんで国や社会に訴えて、本当の教育無償化を目指しましょう。

 →スクールのパンフレットです1  →スクールのパンフレットです2

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