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府中駅徒歩5分(多摩地区) NPO法人フリースクール多摩川 不登校支援
                         育児、学童保育、児童養護施設など集団の中で悩む子どもを見てきました。疎外感を持つ、空気がつらい。発達障がいや心的ストレスを理解してもらえない。皆、居場所や仲間を求めてます。 府中市府中町2-18-17。℡042-319-0408。http://freeschooltamagawa.net。リンクからも行けます。

善意の重さ

NEC_0656.jpg  

 ←「ねえS兄さん。この子初めまして?」      「うん MKちゃん。ピーが気に入ったみたいだよ


 少し前、子供の運動会に行って来ました。

 4年生全体のダンス、1人の先生が始まる前から、
 小走りに動いては「指示」か「エール」?
 皆に大声で何か言ってました。気合入ってるなあ!
 そして始まりました。見事なものです。
  
 私の近くでは、ずれて踊っている子がいました。
 表情固く動きはぎこちない感じでした。


 先生は少し離れた所でみんなに大声を出しながら、視線はその子に向けています。

 ダンスが無事終了。先生はその子に小声で何か言い、その後は皆に大拍手。
 

 その後、先生は泣いていました。私や周りの人も目が赤くなっていました。


 人と合わせられず苦しんでいる子、おどけているけど悲しい子、
 吐いてしまう子、この先生は理解してくれるだろう。

 やむを得ず運動会を休む児童に「皆でやればこんなに素晴らしいんだよ?」
 「ずれていても平気だよ」とは励まさないだろうなと思いました。
 でも、子供が負担無く戻って来ることができる工夫は惜しまないだろうな
 とも思いました。 そうだろうと願いました。

 
 昨日のブログでは「学童保育、児童養護施設、フリースクール」に関わった私が
 自分なりの状況説明や悩み?などを書きましたが、そう言えばまだあります。
 

 「児童と個別に接している時は安心してくれて、児童もあれこれ動ける。
 スタッフも促しや見守りがうまくできる」が「集団になると特性が顕著に
 出る子もいて、それがまた児童間で影響しあって現場がまったく違う様相を
 呈する時もある」「緊急には強制対応もするが、それが切ない」

 このような悩みはいつでもどこでも各スタッフが感じるものです。 


 中でフリースクールは「教育、療育」に特化したものではなく「疲れた児童や
 虐げられた児童が休む場所」「学校や強制規制?から逃れて安心する場所」の
 性格が強いので、微妙なものもあります。

 また昨日も書いたように安直に「〇〇障がい」「〇〇問題」と言えないこと
 が多く、これはそれを特定することよりは「児童の行動を観察しながら、児童にとって
 生き易い環境を作ること、個々の対応や導きを考えること」が望ましいと思います。
 
 もちろん「児童の安定、安心、自信が社会性に通ずる」ことは確かでしょう。


 また、保護者さん、応援してくださる皆さんと考えていきます。 
 よろしくお願いします。
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コメント

「安心」「安定」「自信」などは心的行動ですので、それ自身が実際にあるかどうかを確認する術はありません。

それらは、観察者が学習した行動に合致した時はじめて存在するのです。

つまり、観察者が何らかの行動を観察した時、「安心」というカテゴリーの行動を被観察者が行った時はじめて「安心」なるものが存在し得ます。

もちろん、被観察者が「安心」を感じていたり、「安定」を感じているかもしれませんが、それさえ本人がそれを「安心」というカテゴリーに入れることがなければ・・・・つまり学習し強化されていなければ一生それを「安心」と感じることはありません。


療育にしても教育にしても、その他の子どもに関わる全てのことは、何にが安定で何が自信なのか、また何が「愛」で何が「悪」なのかを、指導者の主観によって強化される行為なのです。

それらが強化され易い子を「健常児」、されにくい子を「障がい児」としているだけです。



いずれにしろどういう場においても、「行動を強化する」という客観的な指導がない限り、子どもを最も合理的に指導する事はできません。

個人の経験論や主観論、感情論のみの指導では、あまりにも傾きが大きすぎて救われない子が多くなりすぎます。

「安心する場」を作るにしても、常に良好な行動を強化しないといけないので、何らかの指導は行われるはずです。

そうであるなら立場は違ったとしても「行動を強化、弱化する」という概念は、常に必要となってきます。

そしてそういう考え方は、必ず保護者を納得させることができます。


なぜなら、それは心理学の中で唯一科学的な心理学だからです。


科学の前に「主観論」や「感情論」は淘汰されます。

それは常に事実であるからです。


事実の前に人は無力です。

これらを是非保護者の方々への説得材料とし、一人でも多くの子ども達を救ってあげる場にしてください。


[2012/10/28 20:22] URL | あっちゃん先生 #- [ 編集 ]
再度のコメントありがとうございます。

「行動を強化、弱化する」という概念は、常に必要となってきます と言うことは
 理解できます。ここを意識して関連本を読んでみますね?。

読む前になんですが、この「行動を強化、弱化」と言う行為、
日頃、親や指導者が無意識に児童にやっていて、無意識に観察、評価している
事象もあり得ると感じます。(もちろんいい意味で)


私たちには「子供の行為の良し悪し」を観察、評価することはあっても、
それが「子供そのものの良し悪し」を評価したことにはならないと考えています。
そもそもがブログ文章の主旨は「悪意なくやったことが誤解される児童が結構いる」「まずはそれはお互い悪意がないんだと理解することで児童や保護者間の安心は生まれる」「そのうえで個々にどうそれを改善していくかにも取り組む」これらの方法論がむずかしい。でも頑張りましょう・・・です。

この一連が行動分析学では「児童の良し悪しを記載者主観で書いた」となるのか?
せっかくのアドバイスの意味を取り間違えていたら申し訳ないので急いで本を読みます。
児童、保護者にとっていいスクールであるためにも、前向きに勉強してみます。

ありがとうございました。
[2012/10/28 23:04] URL | とびたくん #- [ 編集 ]

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プロフィール

とびたくん

Author:とびたくん
児童養護施設職員、学童保育指導員、主婦、保護者、元教師、大学生が仲間です。私も家族が障害に悩み不登校になった経験があります。「学校」に囚われず、学習、遊び、ゲーム、料理、イベント、わんこの触れ合いなど、安心できる場。同じ空間の住人と認め合う、何かしたくなる、知らぬ間にリズムや社会性が身につくのが理想です。安心や自信、仲間を得て、大学に進んだ子、中高復学した子、学校併用の子。さまざまです。NPO調布青少年の居場所Kiitos、NPOフリースクール全国ネットワーク、一般社団法人 発達心理ライフケア協会の皆様にご協力、ご指導いただきながら、生徒会員や保護者のみなさんと頑張っています。

2017年には教育確保法が成立、フリースクールは学校と同じ扱い、つまり学校以外の子供の教育の場と認められました。しかし、まだ国から財政支援が得られていませんので、運営側と保護者の負担が大きいままです。皆さんで国や社会に訴えて、本当の教育無償化を目指しましょう。

 →スクールのパンフレットです1  →スクールのパンフレットです2

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