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府中駅徒歩5分(多摩地区) NPO法人フリースクール多摩川 不登校支援
                         育児、学童保育、児童養護施設など集団の中で悩む子どもを見てきました。疎外感を持つ、空気がつらい。発達障がいや心的ストレスを理解してもらえない。皆、居場所や仲間を求めてます。 府中市府中町2-18-17。℡042-319-0408。http://freeschooltamagawa.net。リンクからも行けます。

旅立ち

私がよく見させていただいているブログ、ご主人のことを書いておられました。


児童養護施設の生活、学校、仕事、実家、結婚、家族など・・・。

ご主人の思いを語る奥様の記事を読んでいて、とても染み入りました。


私が職員をしている施設は(他でも同じでしょうが)そろそろ揺れる季節です。

18歳までの保護法からの独立、つまり退寮がせまっている子がいます。

高校3年生です。卒業後は「家、家族」と同義であった施設から出ていくのです。

中には中学3年でそうなる子もいますが、(ブログにもあるように)今は

その年齢で施設から出さなくて済むようにします。



この高校3年の子たちの中には「家がなくなる不安」「頼っていた家族(職員)から

離れる不安」「集団から離れる不安」でこの時期から変調してしまう場合もあります。

実家や親類に戻ればいいと言うわけに行かない事情がある場合の方が多いので、

たいがい「一人暮らし」になります。幼児期から施設の暮らししか知らなくてもです。


だから変調しても仕方がない、とは言えません。生きていかないとならない。

そのために施設で事前にあれこれレクチャーしたり、励ましたりもしています。


しかし、変調の激しい子もいます。本人も理屈では分かっているのですが

なぜか「卒業しなければ出ていかなくて済む」とばかりに「卒業まで4カ月」

なのに「不登校」になります。


私たちは「気持ちはわかっている」だけではだめです。時間は待ってくれない。

ここからが正念場です。きれいごとが通じない場面も多々あります。



子供たちがこのブログのご主人のように、いつか「ああ施設は良かった」と

ふと思い出してくれたらとても嬉しいだろうなあと思っています。

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プロフィール

とびたくん

Author:とびたくん
児童養護施設職員、学童保育指導員、主婦、保護者、元教師、大学生が仲間です。私も家族が障害に悩み不登校になった経験があります。「学校」に囚われず、学習、遊び、ゲーム、料理、イベント、わんこの触れ合いなど、安心できる場。同じ空間の住人と認め合う、何かしたくなる、知らぬ間にリズムや社会性が身につくのが理想です。安心や自信、仲間を得て、大学に進んだ子、中高復学した子、学校併用の子。さまざまです。NPO調布青少年の居場所Kiitos、NPOフリースクール全国ネットワーク、一般社団法人 発達心理ライフケア協会の皆様にご協力、ご指導いただきながら、生徒会員や保護者のみなさんと頑張っています。

2017年には教育確保法が成立、フリースクールは学校と同じ扱い、つまり学校以外の子供の教育の場と認められました。しかし、まだ国から財政支援が得られていませんので、運営側と保護者の負担が大きいままです。皆さんで国や社会に訴えて、本当の教育無償化を目指しましょう。

 →スクールのパンフレットです1  →スクールのパンフレットです2

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