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府中駅徒歩5分(多摩地区) NPO法人フリースクール多摩川 不登校支援
                         育児、学童保育、児童養護施設など集団の中で悩む子どもを見てきました。疎外感を持つ、空気がつらい。発達障がいや心的ストレスを理解してもらえない。皆、居場所や仲間を求めてます。 府中市府中町2-18-17。℡042-319-0408。http://freeschooltamagawa.net。リンクからも行けます。

事後に(一般的な)気遣いをされると、逆切れしたり、相手を無視、話をすり替えるように見えるのは?

研究観察は一番下にあります。
(個人意見も入ってます。言い切り型、上から型の表現すみません)

アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)の傾向のある人は昔から居た筈です。

タイトルにあるようなケース、(便宜上こう言いますが)一般的な人は
「何故?」「不思議」と感じたり、感情的になると「なんて自己中なんだ!」
なんて見方もしがちです。
私自身も、この何十年の間には、そのような傾向が強い人と何度も出会いました。
こちらが若い時は「怒りました。」「窘めました。」その後「ほのめかしました。」
でも思うような反応は得られず(と言うか表題のような反応が多く)
「何故怒らせてしまうんだろう?なぜ分からせてあげられない?」が頭を占めました。
自分の無力感でした。。


恐らく「逆切れ」「すり替え」などは画策とか自己本位から来ては居ないんだと
思います。「気付いていない」「知らない」ことを説明できない、その素材を吸収していない
別の観点で物事を見ているので?
相対的な不便さは感じても、絶対的な不便は感じないのかな・・・・


だけど、凸凹な感覚のない人からは極めて自然に
「おせっかいや気付かせ、教え?」のようなことはして来ますので、
その時に・・・・
切ないのは「とりあえず反応しないといけない」時、投げ掛けた人の
思いもしない答えを出してしまう時です。これに驚いた人から
さらに追い打ちをかけられると、[どうせ自分は・・・」とか
「いつも指摘される」など被害意識めいたトラウマが
増殖するのではないかと思っています。


特に対人、集団生活ではこうなりがちですよね?


ただ、アスペルガー傾向の人が即、こういう風になるものではなく、
その人の経験や周りとの関わり具合などで気付き方、動き方の
ハウツーを身に着けている、人と協調しながら社会を楽しんでいる人の方が
多いです。
これは早い段階から「自分」が一般とは違う感覚も持っている事や、
「自分からすれば周りの方がおかしい」と言う思いはなかなか通じない
「なんとなく自分の理屈だけでは社会では矛盾とされる」という事を
(善し悪し関係なく)感知したことがある、このあたりが大きいのかと思います。


さて、支援、応援する側に最低限必要な知識となればいいなと考え、
また観察研究、テストの結果を紹介します。
今回は表にするのは難しい(めんどくさい)ので概要説明にします。


低学年計25人、内訳、一般20人、アスペルガー症候群5人 
(正確な人数を忘れましたが比率は合っています。全員知的な遅れはありません)


皆に一斉に「金曜日は夕飯をカレーにします」と伝えます。
それをいろんな条件で試みて、後で「子どもに金曜は夕飯何にするんだっけ?」
と訊きます。その正解率です。すべて%はぴったりでなく大体です。

1、普通の話し方で伝えた時   一般100%、 アスペルガー40%
2、騒がしい場所で伝えた時   一般50%  、アスペルガー40%
3、金曜日と言う言葉だけを
  大きく発して伝えた時      一般60%、アスペルガー40%
4、カレーだけ大きくした時     一般95%、アスペルガー40% 


  アスペルガーのお子さんは1から4、
  どのような雰囲気でも正解率はぶれません。
  よく「予定変更を嫌う」と表されますが、状況変化に対応した動きを
  求められるのを嫌うと言うことですね?
  一定時期までのお子さんにはそう動くことは「自分には意味がない」事
  だとして自己解決していることも多いみたいです。


  質問を「カレーは何曜日だっけ?」とすると アスぺルガー児童の
  正解率は上がります。(答えが先頭にあったことだから)
  
  同じ質問では結果が正確に出ないので「金曜」「カレー」は
  毎回、単語は変更していると思われます。



さあ、一般的な子
(つまり我々が自分と同じように物を見て、同じ感じに状況によって情緒変化するだろうと思える相手)
にはそうしてきたからと言って、凸凹の傾向のある子に対して、
周りがこれまで通りに気配りや、条件のプラスマイナスを先回りして接していると
大人が子どもを追い込む落とし穴があります。


もちろん、アスぺルガー症候群の子に情緒や推し量り、気配りがないと
いう事ではありませんよ?捉え方や出し方の体内ルールが独自なだけでして
逆にそう言う面を周りに頼りにされている大人も、私は見てきました。


だから、これを以て
「わびさび、場の空気に合わせる、人の思いの出し引き、推し量りを必要とする
世間には溶け込めないだろう」とはなりません。


子ども時期、大人になるまでの体験、人との関わりなどが大事なんでしょうね?

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とびたくん

Author:とびたくん
児童養護施設職員、学童保育指導員、主婦、保護者、元教師、大学生が仲間です。私も家族が障害に悩み不登校になった経験があります。「学校」に囚われず、学習、遊び、ゲーム、料理、イベント、わんこの触れ合いなど、安心できる場。同じ空間の住人と認め合う、何かしたくなる、知らぬ間にリズムや社会性が身につくのが理想です。安心や自信、仲間を得て、大学に進んだ子、中高復学した子、学校併用の子。さまざまです。NPO調布青少年の居場所Kiitos、NPOフリースクール全国ネットワーク、一般社団法人 発達心理ライフケア協会の皆様にご協力、ご指導いただきながら、生徒会員や保護者のみなさんと頑張っています。

2017年には教育確保法が成立、フリースクールは学校と同じ扱い、つまり学校以外の子供の教育の場と認められました。しかし、まだ国から財政支援が得られていませんので、運営側と保護者の負担が大きいままです。皆さんで国や社会に訴えて、本当の教育無償化を目指しましょう。

 →スクールのパンフレットです1  →スクールのパンフレットです2

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