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府中駅徒歩5分(多摩地区) NPO法人フリースクール多摩川 不登校支援
                         育児、学童保育、児童養護施設など集団の中で悩む子どもを見てきました。疎外感を持つ、空気がつらい。発達障がいや心的ストレスを理解してもらえない。皆、居場所や仲間を求めてます。 府中市府中町2-18-17。℡042-319-0408。http://freeschooltamagawa.net。リンクからも行けます。

残念な内申書(現在の教育システム)

今回はとても残念に感じた事を書きます。

登場する先生や学校を批難するものではありません。
現在の教育システムの限界を感じた気もするし、同時にある部分ではそれも
社会ルール上、仕方ないのかなとも感じたことです。

私の思い込みや勘違いもあるかもしれません。
だけど、私の周りの人間は「残念だ」と思ったことは事実です。
「中学の途中から不登校だったが、なんとか試験だけは全部、別室で受けた。」
「必要以上に集団管理がきつくない高校を選び、また登校にトライしたい」

そんな子どもの気持ちを支援する方法が、画一化されたものしかない?
それには限界がある?うーん。

重複しますが、先生方はそれぞれいろいろな工夫対応をしてくれました。
それでもこうなったのは何故なのか?今後はどうしていけばいいのか?
などなど皆さんにも考えてほしいので、(ブログは日記でもありますので)
ここに経緯を書きます。

普段、懇意にしてくれている(うちの生徒の)学校長、教師、教育センター、議員、
フリースクール、行政、マスコミ、一般支援者、保護者にもお伝えして、
皆さんの知るいろんなケースを情報提供していただきたい、
皆で考えたいと思った次第です。特に現在、中1,2、小学生の生徒にはすぐ
に直面する課題でもありますし、また、すべてのフリースクール等に通う
不登校児童の進路の可能性に係ることだと思うんです。
(必ずしも既存の学校に通う事がベストではなく児童が選べることが、
その選べる状態にしてあげる支援が必要)

では経緯です。
A君中3男子。
中2半ばから不登校となる。
フリースクール多摩川に入会。通信型、通学型、一般高、専門校など、
自分の性格に合ういろんな形を視野に入れながらも高校は行きたいと思い、
スクールで学習はしていた。
中2後期、スクールは所属校の校長先生、教師方と話し合いを重ね、
ほとんどの生徒が出席扱いである旨、理解を求める。
同時に本人や親御さんも学校と相談を重ねてきて、晴れてスクールでの活動を
出席扱いにしていただく。特に担任先生は常に親身になってくれています。
また、高校受験に際しての内申書も考慮、本人が強く望み、定期試験は別室で
受けるような対応をしてもらえることになる。

この際、音楽美術技術体育は通常授業での成果評価科目なので
なんらかの特別な策をお願いするも、現行では無理とのこと。
(何らかのと言うのは例えば、通常授業で課した作品をスクールや家でやって
提出して評価を受けると言うものです。体育ならば時間外に体力テストとか?)

さて、中3後期、志望校も決まった。内申書も必要な高校だ。
この子はスクール終了後に個別学習塾にも行きだし、学力点は合格ラインに
持っていきました。あとは内申に最低点の1がなければOKだ!

結果がでました。美術と音楽が1です。
確か筆記試験だか宿題だかは出していたんだけどなあ。
しかもこの子まだ通学出きていた中1では絵が得意で
3か4もらっていた筈なのに・・
同じような実技科目でも体育と技術は2です。


どうしてなの?どんなに成績が悪くても出席してれば2じゃないの?
スクールの活動をもって教育とみなした学校が出席扱いしてくれたのに?
そもそも教育って自分の範疇にあるときだけ係るものなんでしょうか
子どもの未来のためにあるもの、その過程にある大人なんて肥しで
いいんじゃないかなあ・・・


と興奮して書きましたが、確かに角度をいろいろ動かしてみると
この結果はおかしくない部分もある。これは個々の人の問題では
なくてシステムの問題です。

特に人とのかかわりで「大人のお約束」「俗社会のお約束」がつらい子に
とっては厳しいシステムあると同時にそのシステムは(つまらなくても)
現実社会では役立ってもいます。それは「なんでもかんでも特例はまずい」と
言うことも表している訳です。ここは難しいですねえ。

ひとつだけ言えることはこの生徒は先々、大丈夫です。
最近は高校通学を意識して中学で過ごすトライも始めています。
たまの学校ではひたすら我慢、黙って過ごしつつ、かたや日々
學校外でバイタリティーある生活、これをおおらかにやっています。
その経験は何かに出ますので、結果、スクールでは慕われ度1位です。
今は本人の落込み度はすさまじいけど、どんな形かはわからないけど
きっといい未来で過ごします。我々もずっと一緒にいたいです。

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プロフィール

とびたくん

Author:とびたくん
児童養護施設職員、学童保育指導員、主婦、保護者、元教師、大学生が仲間です。私も家族が障害に悩み不登校になった経験があります。「学校」に囚われず、学習、遊び、ゲーム、料理、イベント、わんこの触れ合いなど、安心できる場。同じ空間の住人と認め合う、何かしたくなる、知らぬ間にリズムや社会性が身につくのが理想です。安心や自信、仲間を得て、大学に進んだ子、中高復学した子、学校併用の子。さまざまです。NPO調布青少年の居場所Kiitos、NPOフリースクール全国ネットワーク、一般社団法人 発達心理ライフケア協会の皆様にご協力、ご指導いただきながら、生徒会員や保護者のみなさんと頑張っています。

2017年には教育確保法が成立、フリースクールは学校と同じ扱い、つまり学校以外の子供の教育の場と認められました。しかし、まだ国から財政支援が得られていませんので、運営側と保護者の負担が大きいままです。皆さんで国や社会に訴えて、本当の教育無償化を目指しましょう。

 →スクールのパンフレットです1  →スクールのパンフレットです2

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