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府中駅徒歩5分(多摩地区) NPO法人フリースクール多摩川 不登校支援
                         育児、学童保育、児童養護施設など集団の中で悩む子どもを見てきました。疎外感を持つ、空気がつらい。発達障がいや心的ストレスを理解してもらえない。皆、居場所や仲間を求めてます。 府中市府中町2-18-17。℡042-319-0408。http://freeschooltamagawa.net。リンクからも行けます。

自閉的な純粋さや生真面目さ、他の人の気持とすり合わせる感覚が

私の関わってきた子の一場面です。(例は小学年代です)

1、エレベーターで赤ちゃん連れの女性と一緒になった。
子ども「かわいいねえ」女性「ありがとう」
子ども「この子死んだら悲しい?」女性絶句
私「こら、かわいいね大事にしてねと思ったんだろうが、死んだらは酷いよ」
子ども「なんで?だって死んでないじゃん」

 
パーツ的な理屈はあってはいる。
でも、人はそんな悲しい例え話は考えたくない。
だから、死んだら悲しい?と言う聞き方が「残酷な嫌味」に感じることもある。

ちなみに、この特性は悲しいドラマ等で皆が泣いているときに、これは作り物だと言い1人白けている場面。泣くんだったら、なぜわざわざこんな悲惨な作品を産み出したのだ?と怒っている場面とも通じています。これもパーツ的にはおかしくない。一般的に人は、パーツ的な理屈を複合的に同時に持ち優先度や兼ね合いを自動計算して感性としていきます。でも、人が泣く意味、それを通して感じる意義、この感覚を想像することが苦手な訳です。

(とは言え、パーツ的にはおかしくないので、周りの人の様子を繰り返し感じることで、その子も上記のようなことで
パーツの組み合わせ、優先度を感性化していけます。矛盾するようなことを言いますが、悩まずにすむ環境にいると
これは発達しません。うまくいくと、高校くらいになると自己感性の出し方の不器用さを友達に説明している子もいます)


 
2、ドッジボールで力の弱い人に加減が出来ない(ゲームなどでも)
私「おいおい、弱い子に手加減するとかハンデつけるとか、皆が楽しめるようにしようよ」
子ども「それはおかしい。実力で競うものだから嫌なら入らなければいい」
私「参加者の皆がそう考えている場合はそうだ。でも、実際、入らない子が増えてないか?」
「君だって、ちょっと興味があるけど腕が劣るから入れない時、複雑な気持ちするでしょ?」
子ども「僕はそれは全然平気、負けるなら入らないもん」
私「負けるときにも楽しいことがあることには出会ってないか?」
子ども「そんなの信じられない。意味ないよ」

(とは言え、孤独には弱い。現実的に自分が浮く、他の子が仲良くやってる、そんなシーンが増えれば・・・・
 時間をかけて、こだわりと実際の差を埋めるべく振る舞えるようになります。当たり前ですが、特に遊び系ならば反応は早いです。分かり出すと別人みたいに弱い子のフォローを真剣にやります。)


ここに書いたような「理屈で納得」「何がテーマか知る」と言うほどのはっきりした概念はそうそう出てきません。
でも、皆、中学、高校年代になるまで、こうした関わり、悩みを通して培うものが多いわけです。
あるものは理屈で、あるものは場馴れです。なにしろ、本人にとってはひとつの勇気みたいなことなんだろうと思って見てます。
成人した人では「教科学習で評価を得ても、いずれそれしか無いことが浮き上がり、本人が生きづらくなるケース」
も少なくない、だから、青年期までの人との関わりから生まれる事を重く感じています。

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とびたくん

Author:とびたくん
児童養護施設職員、学童保育指導員、主婦、保護者、元教師、大学生が仲間です。私も家族が障害に悩み不登校になった経験があります。「学校」に囚われず、学習、遊び、ゲーム、料理、イベント、わんこの触れ合いなど、安心できる場。同じ空間の住人と認め合う、何かしたくなる、知らぬ間にリズムや社会性が身につくのが理想です。安心や自信、仲間を得て、大学に進んだ子、中高復学した子、学校併用の子。さまざまです。NPO調布青少年の居場所Kiitos、NPOフリースクール全国ネットワーク、一般社団法人 発達心理ライフケア協会の皆様にご協力、ご指導いただきながら、生徒会員や保護者のみなさんと頑張っています。

2017年には教育確保法が成立、フリースクールは学校と同じ扱い、つまり学校以外の子供の教育の場と認められました。しかし、まだ国から財政支援が得られていませんので、運営側と保護者の負担が大きいままです。皆さんで国や社会に訴えて、本当の教育無償化を目指しましょう。

 →スクールのパンフレットです1  →スクールのパンフレットです2

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