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府中駅徒歩5分(多摩地区) NPO法人フリースクール多摩川 不登校支援
                         育児、学童保育、児童養護施設など集団の中で悩む子どもを見てきました。疎外感を持つ、空気がつらい。発達障がいや心的ストレスを理解してもらえない。皆、居場所や仲間を求めてます。 府中市府中町2-18-17。℡042-319-0408。http://freeschooltamagawa.net。リンクからも行けます。

ゲーム依存と言う表現が正しかったのかな?と思うほど各自脱します。

これは言葉のとらえ方、着眼点の角度差でどんな風にも解釈できることであり、逆に言うと、はっきりできないことでもあるのかもしれません。まだらこしい説明ですが、「大人が子供を分析するとき、そんなにきっぱり依存状態だと言い切れるのかしら?」「その分析の仕方は大人の都合で成り立っていないかな?」と思うことがあるわけです。

例えば、スクールに入会時点で「日に何時間もゲームばかりだ」「生活が昼夜逆転」「ゲームのことしか考えられない状態です」とお子さんを説明してくれるケースはかなり多いです。

「そりゃそうでしょう」「他にやることないんだから」「学校に行かなければならないと思っているが行けないジレンマ、大人への後ろめたさもある」「暇も不安なんだから」「何かで不安解消したいんだから」「特に人かかわり恐怖を感じない事に熱中したいでしょう」「今はエネルギーはないんだし」「どちらかと言うと、家に一人籠っている場合、ゲームすら熱中できない状態だとその方が先が心配なのですよ」とこちらはお答えします。

そして、こう付け加えます。「ここで人と関わることが出来始めると、変わります」「だからゲームの是非とか依存がどうのとか定義しても、あまり意味がないと思います」「ゲームも楽しいけど人かかわりの方を優先したい、時間もそれに合わせる生活が苦しくない、そう誰でもできてきます」「その時のお子さんは、ゲームばかりは悪だから我慢・・・なんて思ってはいません。他の事でも安心できる、楽しいと思い始めているだけです」

結果的にこれまで「ゲーム命」「やたらうまい」「勝ち願望激しい」「人とやるときの融通が利かなすぎ」こんな言葉が連想される様相のお子さんも「会話」「集い」「協調」「知らない事への手出し」などが心地よさそうに見えるころには変わるわけです。この当初の姿を評して「依存だ」と言いたくなるのは確かなのですが、それはそう見えただけです。事の根幹はゲームなんて関係ないわけです。ゲームなんてと言ってしまいましたが、ゲームの娯楽性は質の高いものもある、悪いことではないし、それをツールに人と関わる形は現代の多くの子に当てはまります。なのでゲームが悪だと言う意味ではありません。

平成18年埼玉県小中高生意識調査です。
(これは現場でも違和感ない結果に感じますが、数値は学校に来ている子のものです)

殺人や暴力が描写されるゲームを購入したことありますか?
ある・小7,7%、中18,4%、高25,7%
ない・小88%、中78,6%、高70,8%


やったことある子のみ、感想は?
面白い・小9,3%、中15,6%、高22,4%
むごい・小25,6%、中16,2%、高16,3%
現実でないのでなんとも感じない・小51,2%、中44,8%、高49%


現実とゲームの区別がつかなくなることありますか?
ある・小中0,5%、高1,3%
全くない88,4%、高92,3%


どのくらいTVゲームしますか?(小中合算です。)
毎日3時間以上 4,3%、2時間7,0%、1時間12,4%
2日に1回9,9%、3日に1回8,3%、週1回9,9%、2週に1回6,7%しない12,7%
当たり前ですが小学生の方が毎日やる、割合数値が高いです。でも3時間は少なかったです。


この「通学している子のデータ」を見ると「やはりうちの子依存じゃん」と思いたくなるのはごもっともです。でも前段に説明したように、他になにもないときとは状況が違うんです。状況は子供が自分で変えますよ!

ついでに「学校に行きたくないと思ったことは?」
毎日思う・小3,4%、中7,2%。週に何回か・小5,2%、中5,2%。ときどき・小25,2%、中30,5%。かつて思ったことがある・小33,2%、中28,3%、一度も思ったことない・小31,5%、中27,8%。

その理由・疲れだるさ・65%、なんとなく29,6%、友人関係26,4%、先生10,6%、部活10,6%、成績9,1%、いじめ8,8%、容姿性格7,3%。

大人の社会と変わりませんね?純粋すぎる子(人)が一番正直に潔癖になります。
かと言って、緊張を解くために「どうでもいいじゃん」と大人が言いすぎても「真に受ける純粋さ」によって、外では場にそぐわない態度をする子だと誤解される。難しいんですが。

正直、純粋をどう生かすのか、そこを意識していましょう。


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とびたくん

Author:とびたくん
児童養護施設職員、学童保育指導員、主婦、保護者、元教師、大学生が仲間です。私も家族が障害に悩み不登校になった経験があります。「学校」に囚われず、学習、遊び、ゲーム、料理、イベント、わんこの触れ合いなど、安心できる場。同じ空間の住人と認め合う、何かしたくなる、知らぬ間にリズムや社会性が身につくのが理想です。安心や自信、仲間を得て、大学に進んだ子、中高復学した子、学校併用の子。さまざまです。NPO調布青少年の居場所Kiitos、NPOフリースクール全国ネットワーク、一般社団法人 発達心理ライフケア協会の皆様にご協力、ご指導いただきながら、生徒会員や保護者のみなさんと頑張っています。

2017年には教育確保法が成立、フリースクールは学校と同じ扱い、つまり学校以外の子供の教育の場と認められました。しかし、まだ国から財政支援が得られていませんので、運営側と保護者の負担が大きいままです。皆さんで国や社会に訴えて、本当の教育無償化を目指しましょう。

 →スクールのパンフレットです1  →スクールのパンフレットです2

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