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府中駅徒歩5分(多摩地区) NPO法人フリースクール多摩川 不登校支援
                         育児、学童保育、児童養護施設など集団の中で悩む子どもを見てきました。疎外感を持つ、空気がつらい。発達障がいや心的ストレスを理解してもらえない。皆、居場所や仲間を求めてます。 府中市府中町2-18-17。℡042-319-0408。http://freeschooltamagawa.net。リンクからも行けます。

発達障がい等の「融通が利かない」は役所や頑固おやじが評される「それ」とは決定的に違うこと。それをどう説明できるか。

人は利害ありきの生物です。利と害は表裏です。何かの事象(対象)についてある時には自分に利があり、ある時はそれが害になることも当然な面があります。

例えば「役所仕事」と言う言葉は「融通が利かない」代名詞みたいに言われますが、その内容は「時間がかかるとか書類が多いとか」よく言われます。ここで「そんなものカットしなさいよ。市民に求めるのではなくて役所で調べなさいよ」と言われがちです。あるいは「個人事情を考えてくれないから駄目だ」とか。 ただし、実は「市民に公平に行政管理するので、ある程度は仕方ない、信頼はしたい」と言う思いも皆さん持っています。普段はそう思えても、たまたま自分が何かの用でたくさん役所とやりとりする身になった時、また「まったく役所は!」と愚痴るのです。

もちろん、個的な要求や愚痴ではなくて、ちゃんと関連する物事をミクロ、マクロで考察して「ここは全市民省略できるだろうとか、市の努力で改善できるだろう」と提案なさっている方は「市職員も批判に耐えつつ、公平を重んじている、同時にシステム課題をわかっている、頑張っている」ことを認めているからだと思います。
頑固おやじも昔からドラマネタになりますね?「本当に嫌なじじいが、実は博愛だったり」するのはドラマ的願望が強いのですが、それでも、前段の役所に対する感覚と似たような見方をしている人が多いのではないでしょうか?

この2例ですが・・・・
役所も頑固おやじも「本当は非難する側の理屈、願望をわかっている」もしくは「理屈としてはわかるスキルがある」のです。それでも敢えて変えない?のです。 よって、周りはある時は「融通が利かない、頑固すぎ」と非難もするが、ある時は「自分の代わりに嫌な役を遂行してくれる」「どこかで役立っているかも」と見ます。

平たく言えば「融通が利かない理由」を、周りの人間はとりあえずは想像できることになります。想像できると「役所のシステムや頑固おやじの性格は非難はされるけど、個の悪意には見ない」のです。
なので「融通が利かない理由もわかるけど、もうちょっとこの点は緩くしたりできますよ、他の見方もしましょうよ」と言う提案をされることもありますね?これには苦情も入っているが肯定も入っています。

さて、発達障がいや何らかの状態の人も「頑固、融通が利かない」とよく言われます。
そして、青年期以降は「自分にはそのようなところがあることを理解してもらおう」とアドバイスされます。ここに落とし穴がある気がしています。
ただ単に「自分は融通が利かない」と説明されると聞いた人は、上の例の「役所や頑固おやじ」が自己告白していると同じ意味でとるのです。「私は頑固なんです、融通が利かないんです」と自己説明をすると、性格だと思われて「じゃ、治せば?」「自覚してるなら治す努力を」を言われがちです。
それとは別の困り感が原因で「融通が利かない、他が見えない」ような言動になることを理解してもらわないと、逃避や悪意に誤解されてしまい当人がパニックになりやすいです。

確かに「融通が利かない」は便利な言葉ですが、それを聞いた人は告白は受け止められるが「本人を見ていて、その理由がわからない」ことに違和感を持っています。(役所や頑固おやじの告白と同義に見たいから)
発達障がいの根幹は「想像性の障害」に根差していますから、「いろいろ見えているわけではない、他のことも全体のことも発想して気づくことが出来にくい。一般には簡単に見渡せるような物事でもうまく入らないときがある。いろいろ認知して、その上で頑固を選んだわけではない」「そもそも、融通が利かないと言われ続けてきたからそう告白したが、本当はその仕組みや客観状況が今一つわからない」このことを理解してもらうべきです。


その中で「安心できる環境でいたり、得意なことをしている時は、問題にならない程度になることもある。安心していられないような状況では障害特性が強く出て、周囲にとっても困った特性となる」ことも説明できるといいのですが。

ある発達障がい相談ネットでこんなものを見つけました。
偶然見つけ、管理者さん不明でしたが、文体を変えて紹介させていただきます。


あるASの方のことを、周囲は「頑固」を通り越して「彼女はわざと意固地を通しているのではないか」と言う様になりました。あまりに、やり方やミスがワンパターンなので。 で・・「彼女は、どうやら修正のききにくい思考タイプだ」という説明をしたら、周りの人が「じゃ、彼女にはどのように言えばよいの?」と聞くのです。これこそ、こちら側の「工夫」であると感じました。
当事者側にも工夫があるとすれば、周囲も工夫の必要はあると思います。

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とびたくん

Author:とびたくん
児童養護施設職員、学童保育指導員、主婦、保護者、元教師、大学生が仲間です。私も家族が障害に悩み不登校になった経験があります。「学校」に囚われず、学習、遊び、ゲーム、料理、イベント、わんこの触れ合いなど、安心できる場。同じ空間の住人と認め合う、何かしたくなる、知らぬ間にリズムや社会性が身につくのが理想です。安心や自信、仲間を得て、大学に進んだ子、中高復学した子、学校併用の子。さまざまです。NPO調布青少年の居場所Kiitos、NPOフリースクール全国ネットワーク、一般社団法人 発達心理ライフケア協会の皆様にご協力、ご指導いただきながら、生徒会員や保護者のみなさんと頑張っています。

2017年には教育確保法が成立、フリースクールは学校と同じ扱い、つまり学校以外の子供の教育の場と認められました。しかし、まだ国から財政支援が得られていませんので、運営側と保護者の負担が大きいままです。皆さんで国や社会に訴えて、本当の教育無償化を目指しましょう。

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